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〜活き活きと楽しい毎日の生活のために〜






14日の成人の日に池間哲郎さんの講演会に行ってきました。

元々仕事の関係で
スモーキーマウンテンやマンホールチルドレンの事は知っていたし
池間さんの講演会DVDも見ていたので
正直そんなに衝撃を受ける事もないかなとも思いつつも、(失礼あせあせ(飛び散る汗)
それでも多分泣くだろうなぁと思って事前に鞄からハンカチを用意し、
握り締めながら話を聴きました。


感想は率直に「行ってよかったわーい(嬉しい顔)」です。

やっぱり、ナマの講演会は言葉以上のものが伝わってきました。

ミャンマー、モンゴル、フィリピン、カンボジア、タイ・・・
途上国で懸命に生きようとしている子供達、
世界の中で、日本がどんなに恵まれた国なのか、
その恵まれている環境が特別「ありがたい事」ではなく
無意識のうちに「当たり前の事」と捉えている多くの日本人への警鐘の講演会でした。

例えば

○きれいな空気○

   フィリピンのスモーキーマウンテンでは
  ゴミ捨て場の山でをゴミを拾って生活しています。

   ゴミからメタンガスなどが発生し、静電気で自然発火をしたゴミの山は
  いつでも煙が昇っています。



○靴を履く事 ○

   1足たった15円の中古の靴さえ買えず、そのままゴミの山に入り、
  割れたガラスなどで足を切りそのまま破傷風にかかってしまいます。
  それを知っていても靴が買えない現実があるのです。



○きれいな水○

   ミャンマーでは水道がない場所が多く、
泥水を飲むのですぐに病気になります。

  日本では風邪や下痢で死ぬ人は殆どいませんが、
  ミャンマーでは薬を買う事が出来ず死んでいきます。

   泥水で顔を洗う事によって結膜炎になり、
  薬をつけることが出来ないので、
そのまま失明する事も珍しくないそうです。



○おなかいっぱいに食事をする事○

   子供達に1000円位のお弁当を買ってピクニックに連れて行ったとき、
  お弁当を開けた子供達は「こんなご馳走食べた事がない」と言って
  飛び跳ねて大喜びをしていたが、誰も食べようとしない。

  不思議に思っていたら、そのうち4歳の男の子が
  「このご馳走を親に食べさせてあげたいから
持って帰ってもいいか?」  と声をかけにやってきた。
  
12人いた子供全員が一口もつけることなく家に帰っていった。


    空腹を紛らわす為にシンナーを吸う子供達。
  
シンナー中毒になるとどうやって死んでいくかは見て知っているのに
  自分がどうなるかを分かった上で、飢えに耐え切れず、
  飢えを忘れる為にシンナーを「食事」として摂っている。
 


○親と暮らす事○

    貧しさのあまり子供を育てる事の出来ない親。
   寺院に預けて一生会えない暮らしを送ったり、
   貧しさのあまりストレスが溜まって子供に暴力を奮う親、
   その親から逃げ出し−40℃〜−60℃の極寒の寒さの中、
   マンホールでネズミや虫に襲われながら寝るしかない子供達。



○寒い時に上着を羽織る事○

    持っている服は一着のみ。
   他に服がないためすぐに擦り切れて
4ヶ月もすればボロボロになってしまう。
   
寒くても、羽織る上着もなければ毛布もない。
   皆で寄り添って眠る事で寒さを凌ぐのみ。
 


○親に抱きしめてもらう事○

    孤児院で子供達に「一番して欲しい事は何?」と質問したら、
    「一度でいいからお母さんに抱きしめて欲しい」と
全員が答えたそうです。

    例え孤児院で寝る場所、食べるものがある程度確保されて
   命の危険が回避されていても、子供達の顔は曇っている。
   
親の・・・特に母親の存在は大きいんですよ!
   お母さん、それから今からお母さんになる人は
しっかりそれを知って欲しい!!
   とても力強く語られてました。



○庭を安心して歩ける事○

    カンボジアでは雨季に地雷が流されてきてその上に土砂がかぶさり、
   いつも遊んでいた自分の庭で突然地雷が爆発する。

   お母さんに「欲しいものは何?」と質問すると「テレビ」と答えた。
   それは娯楽の為ではなく、テレビがあれば子供達が外に出ず、
   地雷を踏む危険性が少なくなるからだという。



○自分の好きな人と結ばれる事○


    貧しさのあまり娘が大人の身体になるのを待ち
我が子を売って生計を立てる親。

   12歳位の子供達が1人15万円くらいで売られていくそうです。

   貧しい農村地区になればなるほど10万、5万と値段が下がり、
   ある地域では6000円で売られていくそうです。


    その子供達が村に帰ってこれるのはエイズになった時。
  
 正しいエイズの知識がなかった頃は 
トイレもない施設に閉じ込められ、
   バナナの葉でくるんだ食事を窓から投げ込まれ
   1歩も外に出る事が許されずその生涯を終える。

   それでも子供達は「親のためだから仕方がないのだ」と語るそうです。



○大人になるまで生きる事○

   フィリピンでは15歳までの生存率は全体の1/3しかないそうです。
   「あなたの夢は?」と聞いた池間さんに
「大人になるまで生きる事」と答えたという。
   
それほど貧しい国では「生きる」という事は難しい。



私たち日本人にとって「当たり前」と捉えてる日常。

でも、世界から見るとそれは「特別」な事。




講演会の中で最も私が心を揺す振られた言葉。
それは 

「日本に生まれたと言うだけで、幸せを9割掴んでいる」

という現地の方の言葉でした。

私たちの「当たり前」は他の国の人から見ると
それは幸せそのものなんですね



よく「あ〜あ、何かいいことないかなぁ」と呟いてる人がいます。

怪我や病気になるまで健康のありがたさに気付きにくいように
「幸せボケ」し過ぎていると感謝の心がなくなってしまいます。




世界は2割の先進国と8割の途上国に分けられるといいます。
そして世界の7割の食料を2割の先進国の人が食べているんです。

世界で食べるものがない訳じゃないんです。
「世界で分ける」という事をしてないんです。

日本が「先進国だから」無駄遣いをしているわけでもないんです。
同じ先進国でもヨーロッパは物をとても大切にします。
アメリカは子供の自立心がとても強い国です。

今の日本は物に対して
「ありがたさ」を伝えることを子供にしてこなかった。

だから、今食べ物を残したり、物をすぐ捨てたり、
人を大切にしなくなったんだ・・・と池間さんは語っていました。



そして最後に池間さんが締めくくりとして語られた
我々日本人への最大のメッセージ。

「私はこの講演会で彼らを同情して欲しいとか、
募金して欲しいとか言ってるわけではない」

「彼達や彼女達はどんな状況でも一生懸命に生きている」

「私が言いたい事は、
皆さんにも一生懸命に生きて欲しいと言う事です」

「自分自身が一生懸命生きることがもっとも大切なボランティアです」



世界での日本の自殺率はトップクラス。
それだけ「当たり前」の上にあぐらをかき、
感謝の心をなくしているからではないでしょうか?


講演会を通じて
飽食日本の現状、
ただ、漫然と生きていないか?
今あるものへの感謝の気持ち。
改めて自分自身にも問いかけました。




池間哲郎さん
http://www.okinawa-acs.jp/ikema.html

ランキングで見る日本の自殺率
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/2770

地球を貪り食う
http://www.youtube.com/watch?v=gmNSkdPgxNc

ぴかぴか(新しい)神謝ぴかぴか(新しい)

2008.1.15



Active Support かつき  香月 梨江